ビルマ国内のネットユーザによれば、2003年以降アクセスできなくなっていたロイター通信やBBCをはじめ、ボイス・オブ・アメリカや「ビルマ民主の声」(DVB)のブロックも解除され、動画投稿サイトYouTubeも自由に閲覧できるようになったという。
ただし、依然として多くのウェブサイトはアクセスできず、また、動画や音声などのメディアコンテンツを取得するには接続スピードが極めて遅い状況にある。
旧軍事政権に代わって今年3月に発足した新政権は、23年ぶりに国会を開催し、また、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏や少数民族グループとの対話姿勢を示すなど、改革の動きがみられている。