三菱重工業の防衛・原子力プラントの工場や研究所で、少なくとも80台のサーバやパソコンがウイルスに感染していたことが判明した。
読売新聞によると、外部からのサイバー攻撃の可能性が高く、三菱重はスパイ行為の可能性が高いとして、すでに警察当局に届け出ている。
感染が確認されたのは、三菱重工業本社のほか、神戸造船所、長崎造船所、名古屋誘導推進システム製作所など8ヶ所で、これらはミサイルや潜水艦、原発関連の生産拠点だという。
攻撃の発信元は明らかになっていないが、国家安全保障上の問題にまで発展する恐れもある。