IHSの調査によると、レノボの2011年第2四半期(4-6月)のPC出荷台数は、前年比23%増の1,020万台となった一方で、Acerは前年比20%減の890万台と大きく落ち込んだ。
レノボの高い成長について、エンタープライズ向け部門が好調だったことが要因として挙げられている。
一方のAcerは、コンシューマ向けPCが伸び悩んだことや西欧での不振が響いた。
また、出荷台数第7位Appleと第8位サムスン電子は、前年比でそれぞれ13.6%増と31.3%増となり、2桁以上の高い成長率を示した。
Appleのデスクトップ型とノートブックの出荷台数の伸びは、トップ10のなかで前年比率がともに第3位と好調だった。
第2四半期の世界PC出荷台数のトップはHP、2位はDell、5位はASUS。また、世界PCマーケット全体では、前年比で3.7%のプラスとなった。