米Verizon、サムスンの味方=Apple vs サムスンの訴訟合戦で

Galaxy Tab 10.1

Verizonが特許戦争に参戦

Appleとサムスンは、スマートフォンやタブレット端末の特許侵害をめぐって全世界で訴訟戦争のまっただ中にいる。ここに来て米国で新たな展開が生じている。iPhoneを発売しているキャリアの一つでもある米Verizon Wirelessが、サムスンの肩を持つようなのだ。

Verizon Wirelessは先週末、Appleの要求したサムスン製品に対する差し止め命令を発行しないよう求める意見書を裁判所に提出したという。
Verizonはサムスンの製品が発売禁止になれば、同社の展開するLTEネットワーク成長の妨げになると主張しており、Appleの求めているInfuse 4G、Galaxy S 4G、Droid Charge、Galaxy Tab 10.1 LTEの販売禁止に反対するとしている。

建前として「消費者の選択肢を著しく制限する」ものだと主張しているが、そのほかにも、AppleのモバイルデバイスがLTEをサポートしていないことや、キャリアではなくメーカーが業界を牽引することへの警戒感なども要因としてあげられる。

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