レノボ、元ソニーCEO出井伸之氏を社外取締役に任命

元ソニーCEO出井氏がレノボ取締役に就任

元ソニー株式会社会長兼CEOの出井伸之氏、レノボの社外取締役に就任へ

レノボグループは9月28日、元ソニー会長兼CEOの出井伸之氏を社外取締役に任命したと発表した。社外取締役ジェームズ・カウルター氏の退職に伴う人事となる。日本のコンシューマ市場でのビジネス拡大と製品開発への取り組みを強化する狙いがあるとしている。

出井氏は1960年4月ソニーに入社。1995年以降、ソニーのCEOや会長の役職に10年以上就いてきた。現在はアクセンチュア、Baidu、フリービットの取締役を務めており、2005年6月のソニー取締役職退任後はソニー最高顧問およびアドバイザリーボード議長に就任している。現在73歳。

出井氏は声明のなかで、「これまでとは違うタイプのグローバル企業を作り上げ、いっそう卓越したテクノロジーを世界中のお客様に届けるということは決して簡単ではなく、やりがいのあるチャレンジと感じています」と述べている。

また、レノボのヤン・ユアンチンCEOは、「出井氏は日本を代表するテクノロジーの先駆者であり、コンシューマ家電ビジネス界における成功の象徴ともなっています。出井氏の知識と情熱は、レノボの今後の長期にわたるビジネスの成功において存分に力を発揮してくれると確信しております」との声明を出した。

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