日本経済新聞は29日、ソフトバンクは今日開催する新製品発表会において、子会社化したウィルコムのPHS技術を使った高速データ通信サービスの年内ローンチを発表するようだと報じた。
「AXGP」と呼ばれる次世代PHSにより、通信速度は最大毎秒100メガビット超となり、携帯電話など移動体通信サービスのなかでは最速となる見通しだ。これにより、ソフバンはiPhone依存からの脱却を目指す。KDDIは年明けにもiPhoneを発売するとみられている。
料金は普及している高速データ通信サービスと同程度の4000円台になる可能性が高いという。
また、同社はインフラ整備に約1000億円を投じて、高速データ通信で先を行くドコモのXiやKDDIのWiMaxを追撃する。