Appleは17日、10月14日(金)に世界7カ国で発売開始となった最新スマートフォン「iPhone 4S」の販売台数が、発売後の3日間だけで400万台を超えたと発表した。
また、最新版「iOS 5.0」は、リリース後の5日間だけでユーザ数が2,500万人を超え、さらに、新クラウドサービス「iCloud」へのサインアップ数が2,000万人以上にとなったとしている。
Appleは先週、予約件数が受付開始後の24時間で100万件を突破したと発表しており、市場アナリストの間では週末にどれほどの台数が販売されるかいくつかの予測がされていた。
Piper JaffrayのGene Munster氏は200〜250万台、RBC CapitalのMike Abramsky氏は300万台、Yankee GroupのCarl Howe氏は400万台と見積もっていたが、市場予測よりも総じて多い台数が販売されたことになる。
Appleのフィリップ・シラー上級副社長は「iPhone 4Sは、最初の週末で400万台以上を販売するという幸先の良いスタートを切った。これは電話としては過去最高の数字であり、iPhone 4発売直後の3日間の販売台数の2倍以上だ。iPhone 4Sは、世界中の顧客の間で大ヒットしており、iOS 5およびiCloudを備えた過去最高のiPhoneである」とコメントを寄せた。
ちなみに、前世代「iPhone 4」の1日の予約販売記録は60万件、3日後の販売台数は170万台だった。