AT&Tは20日(現地時間)、2011年第3四半期(7〜9月期)の決算を発表した。
同期の売上は前年同期比0.3%減の315億ドルで、利益は36億ドル(一株あたり61セント)と、どちらもアナリスト予測とほぼ同じ結果となった。
ニューモデル発売前ということもあり、iPhoneのアクティベーション件数は前期の360万件から270万件へと大幅に減少した。これは新規登録数としては過去最低水準である。
しかし、AT&T全体のワイレス部門のスマートフォン新規登録数のうちiPhoneだけで56.3%を占めている。なお、Android端末の販売が約2倍に急増した。
また、AT&Tの契約者総数は210万人増となって、初めて1億人を突破している。
同社は同日、Appleの最新スマートフォン「iPhone 4S」のアクティベーション件数が100万件を超えたとアナウンスした。