BCNランキングの集計によると、「iPhone 4S」発売直後のキャリア別シェアにおいて、ソフトバンクが51.7%、KDDI(au)が48.3%となり、ソフトバンクがauをわずかに上回る結果となったことが分かった(量販店の実売データ)。
旧モデルからの買い替えキャンペーンを展開したソフトバンクが、既存iPhoneユーザの囲い込みに成功したことがわずかながらリードしたことの一因に挙げられそうだ。
発売日の10月14日を含む10月第2週(2011年10月10日~16日)のBCNランキングで、「iPhone 4S」は1位から6位までを独占して、6機種合計のシェアは53.7%となった。
また、容量別では64GB・32GB・16GBの順に人気があり、64GBと32GBモデルを選択した顧客が7割を超えた。
順位 | キャリア | 品名 | 容量 | 販売台数 シェア(%) |
1 | SoftBank | iPhone 4S 64GB(SoftBank) | 64GB | 19.4 |
2 | au | iPhone 4S 32GB(au) | 32GB | 19.2 |
3 | au | iPhone 4S 64GB(au) | 64GB | 17.5 |
4 | SoftBank | iPhone 4S 32GB(SoftBank) | 32GB | 17.0 |
5 | SoftBank | iPhone 4S 16GB(SoftBank) | 16GB | 15.4 |
6 | au | iPhone 4S 16GB(au) | 16GB | 11.7 |
「iPhone 4S」発売により、先月は57.1%だった携帯電話全体におけるスマートフォンの割合が過去最高の78.4%となるなど、世界歴代1位のペースで売れ続けるiPhoneの影響力は凄まじい。