Mac OS Xの将来設計に詳しい筋の情報によると、Appleは「AirPlayミラーリング」と「iMessageアプリ」について、“Mac OS X版”の開発を行なっているようである(via 9to5Mac)。将来的にMac OS X Lionに搭載される可能性があるという。
Mac版「AirPlayミラーリング」では、Macのディスプレイ画面に表示されている映像やゲームなどをApple TV経由で大画面ディスプレイなどにワイヤレス出力できるようになる。また、ストリーミング配信機能「AirPlay」は、QuickTime Xに統合されるという。この新機能は、Apple TVを使った法人向けプレゼンなどで活躍しそうだ。同機能はすでに、iPad 2およびiPhone 4Sにて利用できる。
一方、以前より噂されていたMac OS版「iMessage」は、現在のインスタントメッセンジャー「iChat」に組み込まれるのか、それともスタンドアロンアプリとして提供されるのかは現段階で不明だという。同アプリでは、MacからiPod touchやiPad、iPhoneなどのiOS 5搭載端末と「iMessage」が接続利用可能となる。
iMessage for Mac OS X Lion(コンセプトビデオ)