Piper JaffrayのシニアアナリストGene Munster氏は11月14日(米国時間)、Appleは10ー12月期に510万〜530万台のMacコンピュータを販売するという見通しを示した(via AppleInsider)。四半期ベースのMac販売台数記録は前四半期の489万台である。
NPD Groupが発表した最新データによると、米国内の10月のMac販売台数は前年同月比で19%増と大きく成長しており、今後、年末商戦が本格化するなかでさらに売り上げを伸ばす可能性があるとみられている。
Munster氏の試算によると、Macコンピュータの販売台数は前年同期比で23〜28%の成長が見込め、Apple全体の収益に占める割合は約18%になると予想している。
Macコンピュータのなかでは、ノート型が売り上げをけん引しているが、そのなかでもMacBook Airはダントツに売れまくっているようだ。
一方で苦戦が続く携帯音楽プレーヤーiPodは、10月の米国内販売台数が前年同月比で約18%減となり、12月期の販売台数は1,500万〜1,600万台にまで落ち込むと予想されている。Appleは今年10月、iPodのラインアップに新製品を投入せずに、ソフトウェアやカラー、機能追加などのマイナーアップデートにとどめた。
しかし、世界中でヒットして品薄状態が続いているiPhone 4SをはじめとするiOS端末の売り上げにより、Appleは現四半期に四半期ベースでは過去最高の業績を達成するとみられている。