Mac OS Xではネコ科の猛獣が使用されて、v10.3 Panther以降では製品名にも使用されるようになった開発コード名だが、AppleはiPhone/iPad/iPod touch向けOS「iOS」の開発バージョンにも、北米のスキーリゾート名シリーズを使用していたことが分かった(TiPb via AppleInsider)。
iOSの最初のバージョンはAlpineで、カリフォルニア州のアルパイン・メドウズからとられている。
また、最新メジャー版「iOS 5.0」は世界的にも有名なコロラド州のテルライド(Telluride)が使用されており、さらに、次期「iOS 5.1」はオレゴン州フードゥー(Hoodoo)が採用されている。
iOS開発コード名のフルリストは以下の通り。
- 1.0: Alpine
- 1.1: Little Bear
- 2.0: Big Bear
- 2.1: Sugarbowl
- 2.2: Timberline
- 3.0: Kirkwood
- 3.1: Northstar
- 3.2: Wildcat
- 4.0: Apex
- 4.1: Baker
- 4.2: Jasper
- 4.3: Durango
- 5.0: Telluride
- 5.1: Hoodoo
いずれも北米有数のスキーリゾート地であり、Mac OS Xとは異なりApple社内でのみ使用されて、これまで公になることは無かった。