サムスン電子は中国にNAND型フラッシュメモリの生産拠点新設を検討しているようだ(Reuters)。すでに同社は韓国政府に中国工場建設の申請をしており、2013年からの稼働を目指している。
3,000億円前後が投じられるとみられる同工場では、20nmプロセスのNAND型フラッシュメモリが生産されるとみられており、サムスンはこれとは別にフラットスクリーンの生産でも中国進出を視野に入れているとされる。
AppleのiPhoneやiPadなど、スマートフォンやタブレット端末の製造拠点が中国に集中していることから、サムスンは中国マーケットを重視しており、現地生産による素早い供給体制の確立が必要と判断したようだ。