モバイル版「Ivy Bridge」のラインアップの一部がリークされた。通常電圧版(M-series)および超低電圧版(U-series)は来年4〜5月頃にかけて市場投入されるとみられ、TDP 25Wの低電圧版は廃止される見込みだという。
TDP 35/45/55Wの通常電圧版として、2.6GHzデュアルコアi5から2.9Ghzクアッドコアi7までがラインアップされており、Appleの「MacBook Pro」にはクアッドコアの「2.7GHz Core i7-3820QM」や「2.6GHz Core i7-3720QM」が採用されるとみられる。
また、TDP 17Wの超低電圧版として、「2.0GHz Core i7-3667U」および「1.8GHz Core i5-3427U」(いずれもデュアルコア)が用意されており、これらはAppleの「MacBook Air」に搭載されるとみられる。
すべてのCPUは内蔵ビデオ機能としてIntel HD Graphics 4000をサポートしており、すべてのデュアルコアはDDR3メモリ(1600MHz)に対応する。また、Ivy Bridgeはディスプレイを最大3台までサポートする(搭載ディスプレイを含む)ことから、独立型GPUを搭載しないMacBook Airでも外部ディスプレイを最大2台まで接続可能となるようだ。