Dellのマイケル・デル会長兼CEOは13日(現地時間)、PC主体の事業からからクラウドコンピューティングをメーンとする総合情報サービス企業にシフトする方針を示した。
Dellは今後5年間でクラウド関連企業を40社以上買収する計画であり、法人向けクラウドをターゲットとして、ハードのみならず、ソフトやサービスも含めて総合的に提供していくという。
今後は、スマートフォンやタブレットに注力するとしながらも、企業向け市場を中心としたサーバやデータセンターなどのネットワーク関連およびサービスが中心となる。
デル氏は「すでに利益の50%以上はPC以外の製品やサービスからもたらされている。DellはもはやPCの会社ではなくなった」と語っており、データセンターの構築やクラウド技術の研究開発などを推進させる方針だ。