チャイナ・テレコム(中国電信)は2月21日、3月9日にiPhone 4Sの販売を開始すると発表した。中国でのiPhone発売はチャイナ・ユニコム(中国聯通)に続き2社目となる。
3月2日より事前受付をオンラインで行い、iPhone 4Sのフルモデル16GB/32GB/64GBがラインアップされ、価格は2年契約で本体価格が無料からとなっている。
中国第2位の携帯通信キャリアであるチャイナ・ユニコムは、2009年10月以降中国国内でiPhoneを独占的に販売してきたがが、中国第3位のキャリアがこれに加わることになる。日本でも長きに渡ってソフトバンクモバイルの独占販売が続いたが、昨年10月よりKDDI(au)からも発売され、世界標準となったマルチキャリア戦略が採られている。
契約者数6億人超を抱える中国および世界最大のキャリアであるChina Mobile(中国移動)は、過去に何度もAppleと交渉していると報じられてきたが、日本最大手NTTドコモ同様、話題になるも本契約には至っていない。