昨年11月にiPhoneアプリ「iTether」を公開したことで知られ、AndroidやBlackberry向けにもテザリングツールを提供しているTether.comは3月10日、iPhone/iPadをWebベースで3Gテザリング可能にする新サービスを開始した。
App Storeで公開された「iTether」はすぐに(わずか20時間で)削除されたが、新しいサービスはHTML5ベースのWebアプリとして提供され、価格は年間30ドル(今週と来週は初年度15ドルのキャンペーン中)となっている。
Tether for iPhone
JailbreakすることなくコンピュータとAdHoc接続でiPhone/iPad(3G版)をWi-Fiモバイルルータとして利用可能とするツールで、以前のアプリのようにUSB接続する必要はなく、すべてワイヤレスで利用できる。なお、iPhoneをJailbreakしていても利用できるようだ。
米AT&Tなどが提供するテザリングサービスよりも格段に安いが、キャリアやメーカーのサービス規制対象になるかもしれない。