米Googleが今年5月に発表して、今夏にもスタート予定だったNFC利用のモバイル決済「Google Wallet」が、現地時間19日にようやくローンチするようである。フランスで同日より開催されるNFC World Congressにおいて正式にアナウンスされる見込みだ。
米TechCrunchが入手した内部資料によると、Googleは当初の予定通りに米Sprintの「Nexus S 4G」向けにサービスを開始して、対応するカード会社はマスターカードのみとなっている。システム要件はAndroid 2.3.4。
「Google Wallet」は、NFC(Near Field Communication)と呼ばれる近距離無線通信を用いた非接触型の決済サービスで、iPhoneも次世代iPhone(5または6世代目)にて、国際標準規格でもあるNFC技術をサポートするのは確実だ。
Googleは先週末、「Our first Google Wallet customer」というタイトルの広告をYouTubeで公開していた。