PC世界最大手の米HPは22日、レオ・アポテーカーCEOを更迭して、後任にネットオークション最大手イーベイの元CEOメグ・ホイットマン氏を起用すると発表した。
HPはここ数ヶ月、webOSデバイス事業からの撤退やPC部門のスピンオフを検討するなど迷走していた。
アポテーカー氏は、スキャンダルで引責辞任したマーク・ハード氏の後任として昨年11月にCEOに就任したが、業績不振や株価の大幅下落などもあり、経営手腕を疑問視する声が出ていた
ホイットマン氏は昨年、カリフォルニア州知事選に出馬したが落選し、今年に入ってHPの取締役に就任していた。
CEOの交代により、PC事業の分離・独立の戦略が見直される可能性もある。