AppleのiPhone 4Sに組み込まれたことで一躍脚光を浴びることとなった音声認識技術「Siri」だが、そのソフトウェア会社の共同創設者であるDag Kittlaus氏がAppleを退社したことが分かった。Appleは2010年にSiriを買収しており、最新スマートフォンの目玉機能としてその技術を取り入れていた。
AllThingsDによると、Kittlaus氏はiPhone 4S発表直後にAppleを退社したが、熟考されたうえでの友好的な退社だったとしている。同氏はシカゴ在住の家族の元で暮らすことや新たなアイデアで起業することを模索しているようだ。ただし、Kittlaus氏以外の「Siri」開発主要メンバーは引き続きAppleに残る模様である。