ノートPC受託生産大手の台湾Quanta Computerが、Amazonに対してタブレット端末をOEM供給するようだと、Quantaに部品を供給しているメーカーから得た情報としてDigitimesが伝えた。早ければ2011年後半にも出荷されるという。
ディスプレイには、台湾E Ink Holdings社のFFS(Fringe Field Switching)技術を採用したタッチパネルが採用され、OSにはGoogleのAndroidが搭載される。月間生産量は最大70〜80万台が想定されている。
Quantaはすでに、RIM(Research In Motion)にタブレット端末をOEM提供しており、 今後はSonyやLenovoにも供給する可能性があるという。
Amazonは、電子書籍に特化したKindleを販売しているが、北米や欧州以外のマーケット開拓に向け、より多機能でフルカラー表示に対応するLCDタッチパネル端末を開発するようだ。
また、タブレット端末のリリースに伴って、Kindleの値下げもあり得るとしている。