「iPhone 4S」に搭載されているメモリは512MBのようだ。当初は1GBのオンボードメモリを搭載しているとも思われていたが、前モデル「iPhone 4」と同じサイズのRAMということになりそうである(AppleInisder)。「iPhone 4S」は「iPad 2」のスペックを踏襲しており、1GBのRAMがiOSデバイスに搭載されるのは「iPad 3」まで持ち越されそうだ。 「iPhone 4S」は、日本や米国など世界7カ国で10月14日に発売開始となる。Appleは予約受付後の24時間に、予約件数がすでに100万件を突破したと発表している。 10月末までにはさらに世界22カ国で販売が開始される予定であり、前モデル同様に充分に商品を用意できていない可能性が高く、しばらくの期間は品薄が予想される。
米Googleは10日(現地時間)、Webアプリケーション用の新しいプログラミング言語「Dart」の初期プレビュー版を発表した。チュートリアルやコードサンプルが専用ページにて公開されている。 Dartは大小の規模を問わず、モバイルからサーバまで様々な開発環境で利用できる構造的かつ柔軟性のある言語で、Webブラウザ上のネイティブな仮想マシンまたはコンパイラでJavaScriptに変換してJavaScriptエンジン上で実行可能だ。作成したアプリはほとんどのモダンブラウザで稼働でき、将来はChromeにDart VMを搭載する計画である。
HPはHynixと共同開発しているメモリスタ(Memristor)を2013年内に商用化する計画を明らかにした。 HP Labsのシニア研究員であるStan Williams氏は、International Electronics Forum 2011において、2013年の夏にはメモリスタをフラッシュメモリの代替として商品化を実現し、その後SSD市場にも参入すると述べた。 メモリスタは、抵抗器、コンデンサ、インダクタに次ぐ第4の回路素子で、1971年にカリフォルニア大学バークレイ校のLeon Chua教授が理論上の回路として論文で発表していた技術だ。HPは2008年に二酸化チタンの薄膜を用いたメモリスタを開発して注目されていた。 (more…)
Appleは2011年10月10日、先週発表した新型「iPhone 4S」の予約件数が受付開始後の24時間で100万件を突破したと発表した。これは1日の予約販売記録だった前世代「iPhone 4」の60万件を超えたことになる。「iPhone 4」の販売台数は発売開始3日後に170万台を超えた。 Appleのフィリップ・シラー上級副社長は「iPhone 4Sへの信じられないような反応に我々も驚いている。初日の予約販売件数としては、Appleがこれまでに発表したどの新製品よりも多い」と述べている。
日本経済新聞は、2005年6月12日にスティーブ・ジョブズ氏が米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチの全文を、日本語訳と英語原文で掲載している。 ジョブズ氏は、Apple創業から追放、そしてがんと診断された時のことなど、それまでの人生を率直な表現で語りスピーチは「Stay Hungry. Stay Foolish. 」で締めくくられた。 「ハングリーであれ。愚か者であれ。私自身、いつもそうありたいと思っています。そして今、卒業して新たな人生を踏み出すあなた方にもそうあってほしい」 スピーチした内容はスタンフォード大学のホームページにも掲載されている。 (more…)
「iPhone 4S」の新しいアンテナは4つの部品で構成され、HSDPAの下り最大14.4Mbps通信やCDMA/GSMの両通信方式に対応するなど多くの改善がみられている。 また、2つのアンテナを内蔵して送受信を自動的に切り換える新しいアンテナシステムを導入したが、デンマーク・オールボルグ大学のGert Frølund Pedersen博士らによると、Appleが採用したこの技術はサムスン電子の保有する特許権を侵害している可能性があるという(ComON)。 Pedersen博士は、「iPhone 4Sで採用されている新しいワイヤレスシステムは、前世代iPhone 4で問題となったいわゆる“アンテナゲート”を解決しているが、今回問題となっているのは、Appleがこの技術の使用を許可されているのかどうかだ」と述べた。 なお、同博士はiPhone 4の持ち方などによって電波の受信感度が変化する“アンテナゲート”問題を予測していたことにも言及した。 Pedersen博士は「例えば、デバイスがポートレートかランドスケープモードかに基づいてアンテナを選択する方法に特許侵害の可能性があり、直接的に特許を侵害しているかは不明であるが、多くの特許を侵害すること無くこのような新しいアンテナを設計するのは困難だ」と指摘している。Pedersen博士らの研究グループは2007年、サムスンにこのアンテナ設計に関する特許を売却しているという。 (more…)
今週発表された新しい第7世代「iPod nano」は、フラッシュメモリにSanDiskを採用しているのが分解により分かった。従来モデルは東芝製を搭載していた。ただし、SanDiskと東芝はフラッシュメモリ開発で協力関係にある。 また、プロセッサも密かにアップデートしている。第6世代の「Apple 33850859」から「Apple 339S0104」に変わっており、AppleマークがラベルされているもののARMベースのサムスン製(RAMは64MB)チップを搭載している。 ディスプレイは従来と同じく解像度240×240ピクセルのマルチタッチ対応1.54型液晶だが、ディスプレイを分解により取り除くのは難しいようだ。バッテリパックもプリント基板に接合されているので単体の交換は難しい。 新しいiPod nanoは、Nike+機能を内蔵しておりNike+のWebサイトに走行時間や距離、消費カロリーなどを簡単にアップロードすることができる。また、FMチューナーは、最大15分前まで巻き戻して聴くことができるライブポーズ機能を搭載。 UIでは16種類のデジタルクロックフェイスが採用され、専用ウォッチバンドと組み合わせると腕時計のように使える。これはiPod nanoを時計として使っているユーザがいたのがヒントになったようだ。 新型iPod nanoはすでに店頭で発売が開始されており、価格は8GBモデルが10,800円、16GBモデルが12,800円で、前世代より3,000〜4,000円も安くなった。この価格引き下げはiOSデバイスとの差別化を狙ったものと思われる。 iPodファミリーの売れ筋はiPod touchだが、思い切った値下げとクロックフェイスやフィットネス機能などの強化により、どこまで顧客の心をつかめるだろうか。音楽専用機が生き残る道は険しい。
ジョブズ氏の死を悼んで訪れる人の切れ間はない(アップルストア銀座店)。次から次と。これほどまでとは思わなかった。 私はここがオープンした日にも訪れた。銀座が勤務地ということもあって、その後、数百回、数千回とこの店に来たが今日ほど悲しい日はない。秋風が身にしみる。 彼は芸術家でもなければ天才でもなかったと思う。夢を全力で追いかけた、追いかけることのできた「本物の男」だったのだと思う。 [Updated]近くの家電量販店では、iPhone 4Sの予約受付の列がまだ伸びていた。21時15分を回っているが、今でもギリギリ大丈夫だという。ジョブズ氏の思いが詰まった作品を買い求めて。恒例の光景。いつものように品薄は必至だろう。
携帯電話各社が7日に発表した9月の携帯電話契約件数によると、新規契約から解約件数を差し引いた純増数で、ソフトバンクモバイルが18ヶ月連続で首位を維持したことが分かった。ソフトバンクは純増数27万5700件、2位のNTTドコモは20万800件、3位のKDDIは12万5300件、4位のイー・モバイルは7万8000件だった。 ソフトバンクはiPhoneが引き続き好調だったが、10月にはソフトバンク以外にKDDIも新型「iPhone 4S」を発売することから、キャリア間でユーザの移動がみられるかもしれない。
ソフトバンクモバイルは2011年10月7日、記者会見を開いて10月14日に発売する「iPhone 4S」の料金プランを明らかにした。3G/3GSユーザの残りの分割支払金を免除する「実質無償機種変更キャンペーン」などを発表。本日午後4時より予約受付を開始する。なお、予約受付は、iPhone 4S/4(8GB)ともに1名義各2回線まで。14日以降の「当日売り」は検討中であり、事前予約が基本となる。 ソフトバンクは、「iPhone 4S」の16GBモデルを実質負担0円、32GBモデルを実質負担月額480円(計11,520円)、64GBモデルを同月額880円(計21,120円)で販売する。 月額料金はホワイトプラン(i)が月額980円、S!ベーシックパック(i)が月額315円、パケット定額がこれまでと同じ月額4,410円で用意される。孫正義社長は「ネットワークのトラフィックが逼迫しているが、パケット定額の料金を変更するつもりはない」と述べた。auより本体価格は若干高いが、月額の通信費は安く抑えた。割賦払い購入時は、ソフトバンクの方がすべてのモデルでauよりも500円程度安いことになる。 また、iPhone新規購入および既存ユーザの機種変時購入者に「iPad 2」(Wi-Fi+3G)の基本料を無料で提供する「(iPad専用)ゼロから定額プラン」を発表した(データ通信量100MB/月まで)。16GB版の場合、端末価格のみ月々1,860円(事務手数料も無料)で提供されるため、Wi-Fi版を買うより安い価格だ。ただし、通信量が100MBを超えると、ウェブ基本使用料315円とパケット通信料(0.0525円/パケット、最大4980円)がかかる。 孫社長によると、「ユーザの4割以上は月100MB以内に収まっている」という。 この販促は「アレ コレ ソレ キャンペーン」と名付けら、10月14日から11月30日まで実施される。 (more…)
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