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Appleはサイバーマンデーとなる11月28日(現地時間)、iOS Dev Centerにて開発者向けに「iOS 5.1 beta」と「Xcode 4.3 beta」を公開した。 「iOS 5.1 beta」(build 9B5117b)はiOS 5.1初のベータ版であり、リリースノートで問題となっているバッテリ消費には触れられていないが、数多くのバグフィックスが行われるようだ。 また、対応端末において音声によるテキスト入力のサポートが強化されると紹介されており、音声認識技術「Siri」がアップデートされて、将来的にiPhone 4S以外の3GS/4やiPad、iPod touchでも使えるようになるかもしれない(AppleInsider)。さらに、BluetoothやWi-Fi、ビデオ録画などの操作機能の追加も噂されている。 また、v5.1 betaのコード内に「iPad 2,4」の記述が見つかっているが、 米Sprint 3G版「iPad 2」の可能性が高いとみられる。
シャープがAppleの次世代iPad/iPhone向けにパネルを供給するとみられるなか、日立ディスプレイズとソニーモバイルディスプレイはすでに、次世代iOS端末向けおよび「iPad 3」向けの液晶パネルの出荷を開始したようだと噂されている。情報元は明らかにされていないが、iOS端末は4インチサイズということであり、おそらく「iPhone 5」を指すものとみられる。しかしながら、「iPhone 4S」が先月発売されたばかりであり、情報の信頼性は疑問だがiOS端末に関してはサンプル出荷が行われたのかもしれない。 また、同じ情報筋によると、さらに次の世代の「iPad 4」の液晶パネルは、パネル構造が変わるため技術を供与する台湾メーカーは生産方式の見直しを迫られるという。 「iPad 3」のパネルは、シャープのほかにサムスンとLG Displayが供給するとみられているが、さらに日立とソニーも加わる可能性があるのかもしれない。または、Appleは対立する韓国勢を完全に排除する思惑があるとも受け取れる。現在のところ、確たる情報が無いため真偽は不明であるが、「iPad 3」の液晶はシャープが開発した「IGZO」が採用される可能性が高いとみられている。 なお、ソニー、東芝、日立製作所の3社は今月14日、中小型ディスプレイ事業を統合することで正式合意しており、2012年3月に新会社「ジャパンディスプレイ」(予定)をローンチする予定だ。
やはり、シャープがAppleの次世代タブレット端末「iPad 3」にパネルを供給するようだ。事情に詳しい複数の関係者から得た話として、Appleは安定供給を確保するためにシャープのパネル製造設備に投資しており、クパティーノは次世代iPadのサプライヤーの1社としてシャープを新たに加えるようだと、25日付のThe Wall Street Journalが報じた。 シャープはすでに、現行iPhone向けにパネルを供給しており、次世代iPadに加えて次世代「iPhone 5」にもパネルを供給するとみられている。 シャープはiPhone/iPadなどいわゆるiOS端末のほかにも、Appleが開発中と噂されているテレビセットについても受注したのではないかと報じられており、Appleはこの自社ブランドテレビを2012年中頃にも発表する可能性があるようだ。 サムスンとLG Displayも引き続きiPad向けにパネル供給するとみられているが、Appleはシャープを新たに加えることで、訴訟合戦を繰り広げているサムスンへの依存度を減らす狙いがあるとみられる。 一方、シャープは昨年より亀山工場のラインを採算が悪化するテレビから好採算の中小型液晶へと転換していた。iPad向け液晶パネルは亀山第2工場で生産が行われ、シャープが開発した新型液晶「IGZO」が採用されるとみられている。