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本日、iPhone 4Sが発売開始となった。 ソフトバンクショップ表参道店には約200人が列を作り、孫正義社長のほかフリーアナウンサーの西尾由佳理さんも駆けつけた。孫社長は「スティーブは次の、その次まで仕込んでいる」と述べ故スティーブ・ジョブズ氏との思い出を語り、「スティーブの作った“作品”を皆で慈しみましょう」と述べて、握手で顧客を招き入れた。 孫社長は発表セレモニー後の会見で、「少しお待たせすることもあると思うが、なるべく多くの人にお渡ししたい」と述べ、通信品質が良いとされる「他社(KDDI)のことは関係なく、今後も努力していく」と述べた。 「我々の通信方式は世界標準のW-CDMA(HSPA)ですから、Verizonさんやauさんが使ってるCDMA(EV-DO Rev.A)方式より、フル機能で使える部分がたくさんある」と競合するKDDIを牽制した。 アップルストア銀座には約850人が列を作った。先頭に並んだ方は11日の午後から並んでいたという。 また、新たにiPhoneを取り扱うKDDIは、原宿にあるKDDIデザイニングスタジオで記念セレモニーを開催。同社田中孝司社長は「つながる安心」を全面に出し、ソフトバンクとのネットワーク品質の違いを強調した。 【Updated】ソフトバンクは登録システムの不具合が発生したため、iPhone 4Sを含むすべての機種の契約受付を14日午前11時で終了すると発表した。復旧のメドはたっていない模様。これとは別に、アップルストア心斎橋でもシステムの不具合が発生して販売が1時間以上遅れた。 【Updated 2】ソフトバンクの孫正義社長は、自身のTwitterのなかで「大変ご迷惑をおかけしました。登録システムも復旧しました」と、システムが復旧したことを明らかにしたが、店頭における受付状況は不明だ。 【Updated 3】孫社長はTwitterで「受付再開です」とコメントして、システムの復旧および店頭での契約受付が再開したことを明らかにした。ユーザからの「全国的に復旧ですか?」という問いかけに対して「全国的に復旧です」と答えている。
修理会社の米iFixiが「iPhone 4S」の分解レポートを掲載している。 バッテリ容量は5.25Whrから5.3Whrに微増しており、マルチモード対応のベースバンドチップはQualcomm製MDM6600(CDMA版)からMDM6610へと刷新されている。 また、A5チップは「iPad 2」と同じサムスン製K3PE4E400B-XGC1、オンボードメモリは512MB LPDDR2である。 分解写真から、パワーマネージメントICはApple 338S0973、マルチバンド対応RFトランシーバはQualcomm RTR8605、パワーアンプはAvago ACPM-7181、Skyworks 77464-20、TriQuint TQM9M9030などが確認できる。
iPhone 4Sの発売開始を明日に控え、Apple Store銀座では早くも列が伸び始めている。 15時現在で30人以上が並んでおり、先頭に並んでいる方は11日の午後から並んでいるということだ。 ソフトバンクとKDDIは、14日早朝にiPhone 4Sの発売記念イベントや即売会を行う予定だ。なお、Apple Storeでは恒例の大拍手で顧客を歓迎するカウントダウンを行う。 【Updated】19時50分現在、発売開始12時間前にして100名を超えた。メディアによる取材も見受けられる。すでに2億5000万台ものiOSデバイスが販売されているが、iPhone 4Sの発売によって、その数は3億の大台に迫ることだろう。