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サムスン電子は5日、Appleの新型スマートフォン「iPhone 4S」がサムスンの特許を侵害しているとして、フランスとイタリアで販売差し止めを求める仮処分申請を行うと発表した。同社は今後、さらに他の国々でも差し止め請求を行う予定であり、Appleとの特許侵害訴訟合戦は泥沼の様相を呈してきた。 サムスンは、iPhone 4Sが3Gワイヤレス通信技術など同社がフランスとイタリアで保有する技術2件を侵害していると主張。 両社はスマートフォンやタブレットの操作方法やデザインの知的所有権をめぐる訴訟を欧米などで繰り広げている。
無線機器の市場調査会社である米Forward ConceptsのアナリストWill Strauss氏は、第4世代移動通信システムLTEをサポートする「iPhone 5」は、早くても2012年春までは発表されないという見解を示した(AppleInsider)。 同氏は、チップメーカーQualcommなどの動向からみて、Appleが発表した新型の「iPhone 4S」がLTEをサポートするのは無理であったと述べ、オールニューデザインの「iPhone 5」はLTE用次世代チップを搭載して2012年第2四半期以降に発表されるようだと述べた。 また、HTC製のLTE(4G)対応スマートフォンThunderboltなどに使用されているLTE部品は、第1世代のLTEチップセットであって、複数のベースバンドチップが必要であるためサイズやコストがかさみ、コンパクトなiPhoneには向かないという。
ソフトバンクモバイルの孫正義社長は自身のTwitterで、W-CDMAを採用するソフトバンクの方が、CDMAのKDDI(au)よりも通信速度が速いと回答した。 「これ本当⁉ iPhone4S <SoftBank版> 下り最大14.4Mbps 上り最大5.76Mbps <au版> 下り最大3.1Mbps 上り最大1.8Mbps」という質問に対して、孫氏は「はい」とだけ述べているが、これは規格上の数値であり実測値ではないため一概に正しい答えとはいえない。 しかし、これまで事実上の独占販売を行なってきたソフトバンクがauに対して先制攻撃を仕掛ける形となったのは事実だ。