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市場調査会社Kantar Worldpanel ComTechによると、2011年第4四半期(10〜12月期)における米スマートフォン市場でAppleのiPhoneの販売台数がAndorid端末を上回ったことがわかった。当四半期のiPhoneの販売台数シェアは前年同期比で約2倍の44.9%とジャンプアップした一方で、Andorid端末のシェアは前年同期から5ポイント以上減の44.8%となり、わずか0.1ポイント差ながらもAppleがAndorid勢を抑えた。 iPhoneは米国以外でも英国、豪州などで年末商戦に好調をキープし、少なくとも9カ国ではAndorid端末より高い成長率をみせているという。 Appleの2011年10〜12月期決算によれば、iPhoneの販売台数は3,704万4,000台であり、iPhone関連だけで244億1,700万ドルを売り上げた。当四半期のApple全体の売上高は463億3,330万ドルであり、iPhoneの占める割合は52.69%だったことになる。 スマホ市場はiPhoneとAndroid端末の2強が独占しつつあり、RIMのBlackBerryは急激にシェアを落とし、また、Windows Phoneは主要マーケットのシェアが依然として2%にも満たず苦戦が続いている。 [Source: Reuters]
米Appleは12月16日(現地時間)、同社最新スマートフォン「iPhone 4S」をブラジルやロシアなど新たに20カ国以上で発売開始した。 ブラジル、ロシア以外にもバーレーン、チリ、エジプト、イスラエル、ヨルダン、クウェート、マレーシア、モロッコ、ペルー、フィリピン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ、タイ、チュニジア、トルコ、アラブ首長国連邦、ベトナムおよび台湾で発売となった。中国はこのリストに含まれていない。 10月14日に日本を含む世界7カ国で発売開始となった「iPhone 4S」は、発売開始後3日間で400万台以上を売り上げ、その後も驚異的なペースで売れ続けており、Appleは今期だけで3,000万台前後のiPhoneを販売すると予想されている。