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Appleはサイバーマンデーとなる11月28日(現地時間)、iOS Dev Centerにて開発者向けに「iOS 5.1 beta」と「Xcode 4.3 beta」を公開した。 「iOS 5.1 beta」(build 9B5117b)はiOS 5.1初のベータ版であり、リリースノートで問題となっているバッテリ消費には触れられていないが、数多くのバグフィックスが行われるようだ。 また、対応端末において音声によるテキスト入力のサポートが強化されると紹介されており、音声認識技術「Siri」がアップデートされて、将来的にiPhone 4S以外の3GS/4やiPad、iPod touchでも使えるようになるかもしれない(AppleInsider)。さらに、BluetoothやWi-Fi、ビデオ録画などの操作機能の追加も噂されている。 また、v5.1 betaのコード内に「iPad 2,4」の記述が見つかっているが、 米Sprint 3G版「iPad 2」の可能性が高いとみられる。
先週、およそ1ヶ月遅れでインドでも発売開始となったiPhone 4Sだが、これまでよりも発売時期の差が大幅に短縮したことで、同国の密輸業者は正規価格より割り引いて販売している(SankeiBiz)。 インドにはAppleの直営店が無く、米国との発売時期の差を利用してきた携帯販売業者が数多くあるが、これまでの時差は11ヶ月だったのに対して、今回の新モデルは約1ヶ月しか時差が無かったため、正規価格より5,000ルピー(約7,400円)ほど安く販売する戦略に変更したという。 現地正規価格は4万4,500ルピー(約6万6,000)と米国SIMロックフリー版より32%割高であるため、インドの密輸業者は従来の「時差」ではなく「価格差」にターゲットを変えざるを得なくなったようだ。
シャープがAppleの次世代iPad/iPhone向けにパネルを供給するとみられるなか、日立ディスプレイズとソニーモバイルディスプレイはすでに、次世代iOS端末向けおよび「iPad 3」向けの液晶パネルの出荷を開始したようだと噂されている。情報元は明らかにされていないが、iOS端末は4インチサイズということであり、おそらく「iPhone 5」を指すものとみられる。しかしながら、「iPhone 4S」が先月発売されたばかりであり、情報の信頼性は疑問だがiOS端末に関してはサンプル出荷が行われたのかもしれない。 また、同じ情報筋によると、さらに次の世代の「iPad 4」の液晶パネルは、パネル構造が変わるため技術を供与する台湾メーカーは生産方式の見直しを迫られるという。 「iPad 3」のパネルは、シャープのほかにサムスンとLG Displayが供給するとみられているが、さらに日立とソニーも加わる可能性があるのかもしれない。または、Appleは対立する韓国勢を完全に排除する思惑があるとも受け取れる。現在のところ、確たる情報が無いため真偽は不明であるが、「iPad 3」の液晶はシャープが開発した「IGZO」が採用される可能性が高いとみられている。 なお、ソニー、東芝、日立製作所の3社は今月14日、中小型ディスプレイ事業を統合することで正式合意しており、2012年3月に新会社「ジャパンディスプレイ」(予定)をローンチする予定だ。