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無線機器の市場調査会社である米Forward ConceptsのアナリストWill Strauss氏は、第4世代移動通信システムLTEをサポートする「iPhone 5」は、早くても2012年春までは発表されないという見解を示した(AppleInsider)。 同氏は、チップメーカーQualcommなどの動向からみて、Appleが発表した新型の「iPhone 4S」がLTEをサポートするのは無理であったと述べ、オールニューデザインの「iPhone 5」はLTE用次世代チップを搭載して2012年第2四半期以降に発表されるようだと述べた。 また、HTC製のLTE(4G)対応スマートフォンThunderboltなどに使用されているLTE部品は、第1世代のLTEチップセットであって、複数のベースバンドチップが必要であるためサイズやコストがかさみ、コンパクトなiPhoneには向かないという。
ソフトバンクモバイルの孫正義社長は自身のTwitterで、W-CDMAを採用するソフトバンクの方が、CDMAのKDDI(au)よりも通信速度が速いと回答した。 「これ本当⁉ iPhone4S <SoftBank版> 下り最大14.4Mbps 上り最大5.76Mbps <au版> 下り最大3.1Mbps 上り最大1.8Mbps」という質問に対して、孫氏は「はい」とだけ述べているが、これは規格上の数値であり実測値ではないため一概に正しい答えとはいえない。 しかし、これまで事実上の独占販売を行なってきたソフトバンクがauに対して先制攻撃を仕掛ける形となったのは事実だ。
Appleは4日(現地時間)、新型スマートフォン「iPhone 4S」を発表したが、米国などで最大の売りとしてプッシュされているパーソナルアシスタント機能「Siri」について、日本語などサポートしない言語のページではその機能に一切触れていないことが分かった。 米国や英国などのiPhone紹介ページでは、これでもかというほど、すべてを差し置いて「Siri」をプッシュしているのだが、日本語サイトでは一切言及していない。 確かに「Siri」はベータ版としての提供だが、Webサイトや基調講演などであそこまでフォーカスしている機能について、日本語のサポート時期など、ある程度の目安は明記すべきではないだろうか。 また、ここまで徹底的に記載が避けられているのは、日本語のサポートにメドがついていないのだとも推測される。最新版「iPhone 4S」と「iOS 5」は前モデル発売から16ヶ月後の新製品である。準備期間はたっぷりあったようにも思えるが。 現在のところ「Siri」は英語、フランス語、ドイツ語のみに対応する。対応端末は「iPhone 4S」のみだ。