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Appleは17日、10月14日(金)に世界7カ国で発売開始となった最新スマートフォン「iPhone 4S」の販売台数が、発売後の3日間だけで400万台を超えたと発表した。 また、最新版「iOS 5.0」は、リリース後の5日間だけでユーザ数が2,500万人を超え、さらに、新クラウドサービス「iCloud」へのサインアップ数が2,000万人以上にとなったとしている。 Appleは先週、予約件数が受付開始後の24時間で100万件を突破したと発表しており、市場アナリストの間では週末にどれほどの台数が販売されるかいくつかの予測がされていた。 Piper JaffrayのGene Munster氏は200〜250万台、RBC CapitalのMike Abramsky氏は300万台、Yankee GroupのCarl Howe氏は400万台と見積もっていたが、市場予測よりも総じて多い台数が販売されたことになる。
iPhone 4Sのパーソナルアシスタント「Siri」は米国外で使えいない機能が多く、カナダや英国のユーザからは不満の声があがっている。また、Appleはこのバーチャル機能が英語、フランス語、ドイツ語の3言語で使えるとしているが、フランス語とドイツ語では機能やレベルが限定的だという。 「Siri」で提供される機能のうち、Yelpを利用したローカル検索、地図や道案内、渋滞情報などは米国限定となっており、また、Wolfram Alpha検索は英語しか対応していない。さらに、アクセントによるトラブルも多いようだ。 Appleは「Siriはベータ版として提供しており、今後も開発を継続する」としているが、日本語に対応するのは2012年の予定であり、米国で提供されているような機能がそのまま使えるとは限らないようだ。