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ソニーは2月14日、電力を利用者や機器ごとに管理できる「認証型コンセント」を開発したと発表した。非接触ICカード技術「FeliCa」と電力線を使う新開発「電力線重畳通信技術」により実現した。 プラグ側に非接触ICチップを埋め込んで、コンセント側に非接触ICカードリーダー/ライターやコントローラー、通信インターフェースなどを組み込むことで、電気機器がコンセントに接続された際、電気機器や利用者を判別可能となる。 この未来型コンセントにより、外出先からの電気機器の電源管理、カフェやレストランなど外出先の電力を利用者課金制にすることも可能になるという。また、電子マネーと組み合わせた電気自動車向け充電スタンドでの利用や大規模停電防止などの省エネコンセプトも紹介されている。 「認証型コンセント」コンセプトムービー 再生可能エネルギーへのシフトが確実視されるなか、省エネ、盗電防止、電力会社の選択などを可能とする「認証型コンセント」が普及する環境は整っているが、電力会社や住宅メーカーなどとの連携が必要となる。
ソニーは1月30日、無線LAN機能やTransferJet内蔵のデジタルカメラ「サイバーショット DSC-TX300V」を3月9日に発売すると発表した。店頭予想価格は5万円前後。 TXシリーズ最上位モデルとなる「DSC-TX300V」は、Wi-Fi機能内蔵によりAndroid端末やiPhone、PC、テレビ(BRAVIAなどDLNA対応TV)に画像を転送できるのが特徴(スマホやテレビへの転送は静止画のみで、200万画素またはVGAに変換)。 撮像素子には新開発有効約1,820万画素の裏面照射型「Exmor R」CMOSセンサー、画像処理エンジンに「BIONZ」を塔載しており、ISO 12800での撮影に対応する。レンズは光学5倍ズーム「カールツァイスレンズ」(35mm換算で26~130mm)、背面ディスプレイは3.3型有機ELタッチパネル(122.9万ドット相当)が採用されており、ハンディカムや地デジ放送と同じAVCHDのフルHD動画撮影(1920×1080/60p)が可能だ。記録メディアとしてメモリースティックMicro、microSD/SDHCカードに対応する。 無線転送技術TransferJet機能も内蔵しており、充電や給電、データ転送が行える非接触充電/給電機能搭載のクレードル「マルチステーション」が付属する。また、コンパスやGPS機能も搭載しており、GPSログ記録にも対応。水深5mの防水や防塵およびマイナス10度までの耐低温性能を備えるなど、コンパクト(薄さ16mm・質量134g)ながらも多機能でタフな製品に仕上がっている。
ソニーは1月24日、エントリー“ウォークマン E”新モデルとして「NW-E060シリーズ」を2月11日に発売すると発表した。 エントリーモデルとして初めてデジタルノイズキャンセリング機能をサポートし、音質の向上およびデザイン刷新による薄型・軽量化が図られているのが特徴。 連続再生は30時間。PCフリーで録音できる「ダイレクトエンコーディング機能」や「歌詞ピタ」「おまかせチャンネル」をサポートする。 予想価格は2GBが9,000円前後、4GBが1万1,000円前後。カラバリとしてブラック、ブルー、ピンク、レッドの4色がラインアップされる。 専用スピーカーも刷新され、バンドルセット(NW-E060Kシリーズ)は単体プラス2,000円となる。また、専用クリップ(CLP-NWE060)やシリコンケース(CKM-NWE060)も用意されている。 昨年投入したAndroid搭載ウォークマン「Zシリーズ」の売れ行きが今ひとつとみられ、ポータブルオーディオプレーヤー販売ランキングの上位はAppleの「iPod touch」が独占している。