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ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は12月17日、PSP後継の新型ポータブルゲームマシン「PlayStation Vita」(プレイステーション・ヴィータ:PS Vita)を日本市場で発売開始した。渋谷TSUTAYAや秋葉原ヨドバシアキバなどでイベントが行われ、早朝から数百人が列を作った。価格は3G/Wi-Fiモデルが29,980円、Wi-Fiモデルが24,980円。 PS Vitaは海外に先駆けて日本で発売され、欧米では来年2月に発売される予定だ。ソニーによるポータブルゲーム機のニューモデル投入は実に7年ぶり。 PS Vitaの特徴として、タッチパネル対応5インチ(960×544)有機ELディスプレイを採用して、背面にもタッチパッドを搭載する。プロセッサはARM Cortex-A9クアッドコアでマルチタスクにも対応。カメラを前背面に計2基実装するほか、GPS機能、モーションセンサー、電子コンパス、マイクを搭載。また、次世代Web標準「HTML5」をサポートするのも魅力だ。
The New York Timesは11月13日(現地時間)、Googleのトップシークレット・プロジェクト「Google X」から年内にも新サービスが一つリリースされる可能性があると報じた。 「Google X」は、Googleの社員でさえ存在を知らされていないCIA並の極秘プロジェクトで、Google共同創業者のセルゲイ・ブリン氏やラリー・ペイジ氏、エリック・シュミット会長らが深く関わっており、スタンフォード人工知能研究所のセバスチャン・サーン氏がリーダーとしてチームを率いているという。 また、MicrosoftのKinect開発チームやNokia Labs、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学、カーネギーメロン大学、ニューヨーク大学などから引きぬかれたロボット研究者や電気工学専門家などが多数携わっているとされる。 昨年、「Google X」に関連して、自律運転のできるオートカーが話題になったが、Googleは年内にも、自動車向けの情報提供サービス、Google Maps向けに画像を自動収集するロボット、または、ネット経由で遠隔操作可能なコンピュータ以外のアイテムなどのうちいずれかを発表する可能性があるようだ。
Nokiaは26日、ロンドンで開催した「Nokia World」において、同社初のWindows Phone端末「Nokia Lumia 800」と「Nokia Lumia 710」を発表した。ソーシャルサービスとの連携やインターネットとの接続性をアピールするとともに、同社サービスNokia DriveやNokia Musicとの連携も強調されている。 「Lumia 800」は3.7インチ有機ELディスプレイを搭載しており、ヘッドターニングデザインと呼ばれるパネルがカーブした外観が特徴。CPUはSnapdragon MSM8255(1.4GHz)、RAMは512MB、カメラは800万画素、ストレージは16GB、サイズは116.5×61.2×12.1mm、重量は142g、価格は420ユーロ。すでに予約受付を開始しており、11月に英国やフランスなど欧州6カ国で発売される予定。 「Lumia 710」は3.7インチ液晶を搭載、CPUはSnapdragon MSM8255(1.4GHz)、RAMは512MB、カメラは500万画素、ストレージは8GB、サイズは119×62.4×12.5mm、重量は125.5g、価格は270ユーロ。年内に香港、インド、ロシアなどで発売予定となっている。