サムスン電子、20nmプロセス採用のDRAM量産へ

サムスン電子は22日、20nmプロセス採用のDRAM量産を開始したと発表。また、最近完成した世界最大規模の工場「第16ライン」では、NAND型フラッシュメモリも生産する。チップの微細化により、スマートフォンやタブレット端末などの小型化や軽量化が可能となる。

量産を開始したのは、2ギガビットのDDR3 DRAMで、年内にも4ギガビット品が開発される見込みだ。韓国では、サムスン以外にもハイニックスが来年前半に20nmプロセスDRAMの量産に入るとみられる。

20nmの量産により製造コストが約半分となり消費電力が40%軽減するほか、競合社比で40%安い価格で販売できるとされる。

エルピーダメモリは同日、25nmプロセス採用のDRAMを開発完了したと発表したが、微細化競争でサムスンに先行される構図は変わっていない。

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iPhone発売報道うけ、KDDI株価が年初来高値を更新=ソフバンは年初来安値

iPhoneの影響力には驚くばかりだ。日経ビジネスが未明に報じた、「iPhone 5」KDDI発売の報道をうけて、KDDIの株価が年初来高値を更新した。一方のソフトバンクは10.5%超下落して年初来安値をつけるなど、事実上のiPhone独占販売崩壊の影響は大きかった。

KDDIは、iPhone販売についてノーコメントとしたが、11月頃からと報じられた販売時期について日本経済新聞は、通信網整備などの関係で早くても年明け(2012年1~3月頃)になるだろうという観測を示している。
また、事前に情報がリークしたことで、秘密主義を重んじるAppleに対してKDDIの立場は良くはならないとみられる。

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Apple、「脱サムスン」加速=日本からのDRAM/NAND型フラッシュ購入を増加

Appleは日本メーカーからのDRAMとNAND型フラッシュメモリ買い入れを増やしているようだ。DIGITIMESが22日付けで伝えた。

業界情報筋から得たという情報によると、Appleはサムスン電子からの購入を減らして、東芝やエルピーダメモリからの購入を増加させているという。

サムスン電子との間で繰り広げられている、スマホやタブレットの特許を巡る対立が影響しているようだ。
Appleは次期iOSデバイス向けSoC製造でも、サムスン電子ではなくTSMCと正式に契約を締結したと報道されている。

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