Project Kal-Elとして開発されてきたARM系クアッドコアSoC「Tegra 3」は、メインの4コアとは別に低消費電力時用のコアが1つ用意されているのが特徴。開催中のCES2012では「Tegra 3」搭載のタブレット端末が数多く紹介されている。
[NVIDIA]
Project Kal-Elとして開発されてきたARM系クアッドコアSoC「Tegra 3」は、メインの4コアとは別に低消費電力時用のコアが1つ用意されているのが特徴。開催中のCES2012では「Tegra 3」搭載のタブレット端末が数多く紹介されている。
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主な仕様として、プロセッサはCore i5-2467M/i7 2637M、GPUはIntel HD Graphics 3000、ストレージは128GB/256GBのSSD、メモリは4GB、ディスプレイはGorillaガラス製13.3インチ(1366×768)、バッテリ駆動時間は8時間、キーボードはフルサイズ・バックライト式、重量は1.35kgなどとなっており、OSにWindows 7 Home Premiumを採用して今春にも投入される予定だ。米国での価格は999ドル〜。
また、2月よりセールス・マーケティング部門を統括するスティーブ・フェリス氏はReutersとのインタビューのなかで、Dellが2012年後半にもコンシューマー向けタブレット端末を投入する計画を明らかにした。なお、噂されるMicrosoftの次期「Windows 8」ベースになるか、以前法人向けに投入したこともあるAndroid端末になるか不明。
なお、マイケル・デル会長兼CEOは昨年9月、Financial Timesとのインタビューのなかで、「Windows 8を搭載するタブレット端末とノートブックの境界線を超越した、新たなポジションに位置するモバイルマシンを開発中だ」と述べている。
Dellは昨年12月5日、Androidベースのタブレット「Streak 7」の米国での販売を停止すると発表していた。
Intelは2012年1月9日(現地時間)、CES2012開幕前日にプレス向けカンファレンスを開いて、次世代Ultrabookのプロトタイプ“Nikiski”をプレビューした。
Ultrabookの新コンセプト「Nikiski」は、キーボード下部にパームレスト幅一杯の透明ガラス製タッチパッドを備え、カバーを完全に閉じた状態でもシースルー部分を通して、まるでタブレット端末のようにスクリーンをタッチ操作可能となる。Windows 8のMetroスタイルにマッチしており、ウェブページやカレンダー、メールなどに素早くアクセスできる。
IntelによるとUltrabook準拠のモバイルノートはすでに15機種が発売されており、年内にはさらに75機種以上が発売される予定で、その約半数が14-15インチサイズの画面サイズとなるそうだ。
また、今年後半にはIvy Bridge世代のUltrabookが登場する予定で、2013年にはHaswell世代搭載の第3世代モデルが投入される見込みである。
Intelはさらに、Nuanceと提携して音声認識技術をUltrabookに搭載する計画や、NFCプラットフォーム搭載などを発表している。
また、2012年後半にはスマートフォンやタブレットデバイス向けインターフェースにThunderboltをプッシュする方針だ。 Continue reading