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スマートフォンにプリインストールされ、ユーザ情報を収集していたとして大問題に発展している「Carrier IQ」だが、HTC、サムスン、Carrier IQに加えて、新たにApple、モトローラ、AT&T、Sprint、T-Mobile USAに対しても集団訴訟が起こされていたことが分かった。
イタリア・ミラノの裁判所は27日、サムスンが起こしていたiPhone 4Sの販売差し止め請求を却下した。Appleは予定通り、28日よりイタリアでもiPhone 4Sを発売する。 サムスンはiPhone 4Sの3Gワイヤレス通信技術などが同社保有の特許技術2件を侵害していると主張していた。
Appleはオーストラリアでサムスン電子製タブレット端末の販売禁止を求める仮処分を申請していた訴訟で勝訴した。13日、地元Sydney Morning Heraldなどのメディアが報じている。 Appleはサムスン製「Galaxy Tab 10.1」のタッチパネルなどが、Appleの保有する特許10件を侵害しているとして、オーストラリア連邦裁判所に特許侵害訴訟を起こしていた。 サムスンはこの判決により、オーストラリア国内では同端末の販売ができなくなった。判決理由は14日まで公開されない模様だが、最終的な判決が出るまでには数ヶ月かかる可能性もある。 サムスンとAppleは今年4月以降、スマホとタブレットの特許権をめぐって全世界で訴訟合戦を繰り広げているが、今回の判決はサムスン側にとって大きな痛手となりそうであり、今後の展開次第では同社業績にも悪影響を与える可能性がある。