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ASUSTeK Computer(ASUS)は昨年、MacBook AirライクなUltrabook準拠の薄型軽量モバイルノート「ZENBOOK」を投入して話題となったが、DIGITIMESはCommerical Timesの情報として、Appleが組立を請け負っているPegatron Technologyに対して、「ZENBOOK」を製造しないよう圧力をかけたと報じた。 PegatronはMacBook Airをはじめ、一部iOS端末などApple製品の組立を多く請け負っており、情報筋によれば、Appleはどちらの関係を重視するのか二者択一を迫ったとされる。 Appleの圧力を受けてPegatronは来月末にも「ZENBOOK」の受注を取り止める方針であり、ASUSはUltrabookの製造委託先をCompal ElectronicsまたはWistronに変更する見通しだという。
Kinectの売れ行きが好調なMicrosoftだが、2月1日発売となるWindows PC向けジェスチャー入力コントローラー「Kinect for Windows」に加えて、ノートPCへのシステム実装を模索しているようだ。 The Dailyによると、MSはすでにWindows 8搭載ノートPCを使ったプロトタイプ2モデルをテスト中であり、テスト機にはASUSノートが使用されていて、通常のWebカメラの代わりにKinectの画像センサーが埋め込まれていたという。 Kinectの画像処理能力の高さは抜群であり、ゲームをはじめとするリビングルーム以外でも、試着システムや顧客管理、教育、医療に至るまで、幅広い分野での利用が予想される。 ジェスチャーや音声入力などの新しいナチュラルユーザーインターフェイスは今後のガジェットのトレンドになりそうであり、Appleは大ヒットしたiPhone 4Sの「Siri」を開発中と噂される自社ブランドテレビセットに導入するとみられるほか、Macコンピュータ向け3D入力装置を開発中とみられている。
ASUSTeK Computer(ASUS)は11月3日、都内家電量販店2箇所において、MacBook AirライクなUltrabook準拠の薄型軽量モバイルノート「ZENBOOK」の発売記念イベント「ウルトラ タッチ&トライ」を開催した。ビックカメラ有楽町店およびヨドバシカメラAkibaで行われた同イベントは、明日も引き続き行われる。 アルミのヘアライン加工が施された美しい外観が印象的な「ZENBOOK」シリーズは、11.6型の「UX21E」と13.3型の「UX31E」の2モデルがラインアップ。13.3型の解像度はAir超えの1600×900ドットを誇る。また、プロセッサはSandyBrige世代の超低電圧版のCore i7-2677M(1.8GHz)を搭載しており、こちらもAirのCore i5(1.6/1.7GHz)より上だ。SSDも3Gbps接続のAirより高速な6Gbps接続で、インターフェイスにThunderboltはさすがに搭載しないがUSB 2.0のほかUSB 3.0も1基備えている。 そのほかの特徴として、スリープから2秒で復帰可能な高い応答性(Instant On)や、オーディオ機能としてデンマークの高級オーディオメーカーBang&Olufsen ICEpowerと共同開発したサウンドシステムを採用した。また、独自の電源管理技術「Super Hybrid Engine II」によりスリープモードで最長約14日間バッテリが持ち、残量が5%以下になるとメモリのデータがSSDに自動保存される。