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Intelは今月10日に米ラスベガスでキックオフとなる世界最大の家電見本市CESにおいて、携帯電話向けチップに関する発表を行う予定であり、「Medfield」を搭載したAndroid端末が披露されるとみられている。 また、AcerとLenovoが今年第3四半期にも、Intelの「Clover Trail」を搭載したWindows 8ベースのタブレット型端末を発表するかもしれないようだ。 DIGITIMESによると、Intelが今年前半に投入予定のモバイル向けAtom SoC「Medfield」は、パフォーマンスと省電力性でARM系プロセッサにかなわないものの、今年後半投入予定のタブレット向けプラットフォーム「Clover Trail」採用の端末がPCメーカーから発表される可能性があるという。 サプライチェーン筋は、Wintelベースのタブレット端末は、Microsoft製アプリに慣れ親しんだエンタープライズ市場で高い需要が望めると指摘している。 また、タブレット端末市場において、Appleの「iPad」は、2012年も引き続き力強い成長が見込まれ、出荷台数は前年比で50%増が予想されており、60%前後の市場シェアを確保するとみられるとしている。
Intelは、OEM向けの価格表に32nmプロセス採用のAtomプロセッサ「D2700」と「D2500」を追加した。次世代Cedar Trail(開発コード名)プラットフォームを採用するAtomで、IDF 2011 Beijingで発表されていた。 主な仕様として、D2700は2.13GHz(@52ドル/1000個ロット)、D2500は1.86GHz(@42ドル/1000個ロット)、いずれも2コアで2次キャッシュは1MB。D2700はハイパースレッディングに対応する。 Blu-ray 2.0、フル1080p HD、HDMI出力、DisplayPortなどをサポートするのが特徴であり、ネットブックやエントリーレベルのデスクトップ、オールインワンPCへの採用が想定される。