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Adobeは「Photoshop CS6」の新しいインターフェイスや新機能などをYouTubeにて紹介している。 背景スクリーンカラーがデフォルトでブラック基調となる次期「Photoshop CS6」は、Lightroom 4 betaと同じ画像補正エンジンやCamera Raw 7が搭載される予定であり、Adobeは今年5月頃の発売を目指して開発を進めている。 最新の“Sneak Peek”ビデオでは、CS5で登場した「コンテンツに応じた塗り(Content-Aware Fill)」機能のアップデートがプレビューされている。 新技術「コンテンツに応じた移動(Content-Aware Move)」によって、背景イメージからオブジェクトを選択して、移動したり取り除いたりすることが簡単にできるようになるとともに、新しいContent-Aware Fillでは消去したスペースにユーザが選んだ画像を埋め込むことも可能となる。 CS5よりも大まかな選択操作で複雑なオブジェクトをより正確に把握可能となり、オブジェクトの移動や拡大なども可能となる。 次期「Adobe Creative Suite 6」(Adobe CS6)の発売日は2012年5月頃が予想されているが、Adobeはパッケージ版からサブスクリプション(月払い)方式で提供する新サービス「Creative Cloud」への移行を促している。 [関連記事] Adobe、「Creative Cloud」のサービス内容を公開
アドビシステムズは11月10日、Adobe Creative SuiteおよびPhotoshopなど各CS関連製品のアップグレード対象について、次期バージョンより現行の3バージョンから過去主要1バージョンまでに短縮すると発表した。 同社は同日、サブスクリプション(月払い方式)の新サービス「Adobe Creative Cloud」を2012年春に提供開始すると発表しており、これに伴って従来のパッケージ版およびライセンス版のアップグレードポリシーを「よりシンプルなものに改定する」としている。 アドビは2012年度以降もアップグレード製品を提供する意向を示しているが、お得なアップグレード版が購入できるのは「直近1バージョン前の製品」を所有するユーザに限定されることとなる。 これまでは、所有する製品やバージョンによってアップグレード版の購入価格が大きく異なる複雑な方式で、例えばMacromedia版を持っているユーザなども恩恵を受けることができた。 しかし、次期バージョンCS6では、アップグレード対象製品がCS5.5とCS5のみに限定されることになる(5.5は5と同じ扱い)。 アドビがプッシュする「Creative Cloud」は20GBのストレージが用意され、年間契約で月額5,250円にて最新版の全Creative Suite製品を利用できるほか、EdgeやMuse、Touch Appsなどの最新ツール、Digital Publishing SuiteやWebサイト向けTypeKitフォント、および各種コミュニティ機能などが用意される。 ただし、CS製品などのアプリケーションはクラウドベースではなく、従来と同様にコンピュータに直接インストールする形で提供される。 アドビはデスクトップ版からクラウドサービスへのシフトについて、最新のデザインや開発環境に柔軟に対応しながら、初期コストを抑えて最先端のイノベーションを継続的・反復的に提供するためだとしている。
Mac OS環境で「Adobe Edge Preview 3」をインストールできない不具合がいくつか報告されている。 「Edge Preview 3」のインストール前に、古いバージョンをすべてアンインストールする必要があるのだが、実際にアンインストールを実行した後でもエラーの出る可能性がある。 対処法として、「Adobe Creative Suite Cleaner Tool」( http://forums.adobe.com/message/3960370#3960370 に投稿されている http://www.nathanfx.com/tools/adobecreativesuitecleanertool.dmg より入手)にて、Adobe Edgeを選択後クリーンアップすれば、無事にインストールができるようになる。 Adobe SystemsのKarl Park氏も問題を認識しており、このツールで古いバージョンをクリーンアップすることを勧めている。