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Adobe Systemsは10月3日(現地時間)、ロサンゼルスで開催中のカンファレンス「Adobe MAX 2011」において、クリエイティブ向けクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」と、タブレット向けアプリ「Touch Apps」を発表した。 「Adobe Creative Cloud」は、Creative Suiteなどで制作されたファイルの閲覧・共有・同期・検索を可能とするハブとして提供されるクラウドサービスで、20GBのストレージが用意される。価格などの詳細は11月に発表されて、サービスの公開は2012年初頭の予定だ。 Android端末およびiPad向けに提供される「Touch Apps」は、タッチパネル搭載タブレット向けのクリエイティブツールで、「Photoshop Touch」など6種類で構成される。Creative Cloudと連動して使用でき、価格は各9.99ドルだ。Android版は11月にリリースされるが、iOS版の公開は2012年初頭になる予定。
Adobe Systemsは2011年5月3日(米国時間)、クリエイティブ関連ソフトの最新シリーズ「Adobe Creative Suite 5.5(Adobe CS5.5)」をリリースした。同日公開されたのは英語版のほか、フランス語およびスペイン語版で、直販サイトAdobe Storeで入手可能だ。なお、日本語版の発売は5月20日に予定されている。 Adobeは先月、Creative Suiteファミリーのメジャーアップデート間隔をこれまでの18カ月から24カ月に変更し、期間内に中間リリースを行うと発表していた。 また、CS5.5より、新しい購入方法として「サブスクリプション」と呼ばれる月額払いの料金モデルが追加され、Photoshopなどの主力製品が月額5,000円から提供される。 CS5.5では、HTML5/CSS3のサポート、スマートフォンやタブレット端末向けコンテンツやアプリ制作および電子書籍コンテンツ制作機能などが強化されている。 また、Photoshop CS5 Extendedと連携して利用できるiPad向けアプリ「Color Lava」、「Eazel」、および「Nav」が5月10日にAppleのApp Storeで発売される予定だ。