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iOSの次期マイナーアップデート「iOS 5.1」が次世代「iPad 3」とともにリリースされるとみられるなか、次期メジャーアップデート「iOS 6.0」の使用履歴がArs Technicaのサーバログで確認された。 同サイトの2月のトラフィックログのなかに、Apple本社付近からのアクセスがあり、さらにユーザーエージェントからみて、「iOS 6.0」を搭載したとみられるiPadが確認されるという。 Arsが確認したのは、「iOS 5」、「iOS 5.0.1(現行)」、「iOS 5.1」、「iOS 6.0」を搭載したiPadで、「iOS 6.0」のレンダリングエンジンは「AppleWebKit build 535.8」であり、現行「v534.46」よりも新しいバージョンだとされ、Safariのニューバージョンが試用されているようだ。 また、アクセス解析Google Analyticsには、パネル解像度2048×1536ピクセルのデバイスが確認されており、おそらくは次世代「iPad 3」からのアクセスログとみられる。
昨年10月にリリースされた「iOS 5.0」ではTwitterとの統合が新たに組み込まれたが、次期「iOS 5.1」では、さらにFacebook機能との連携が加わりそうだ。 Appleが1月10日に開発者向けに公開した「iOS 5.1 beta 3」において、連絡先追加ページにTwitterと並んでFacebookのユーザ名を記入する欄が発見されたという(iMore)。 今後は、TwitterだけでなくFacebookについても、Safariや写真、カメラ、YouTube、マップなどからダイレクトに投稿可能となるかもしれない。 また、iOS 5.1 betaには新しいiPadモデル(J1APおよびJ2AP)の記述も含まれており、これらは次期「iPad 3」を指すものとみられる。 iOS 5.1の最初のビルドは昨年11月28日にリリースされた。Appleは主にバッテリ消費が早い問題の修正に取り組んでおり、iOS 5.1正式版公開の時期は不明ながら、フォトストリームでの写真個別削除機能などの新機能も追加される見通しだ。
Appleは12月15日(現地時間)、iPhone 4S向け「iOS 5.0.1(ビルド9A406)」を公開[ダイレクトリンク]した。 現在のiOS最新版のビルド番号は9A405であることから、間もなく展開されるインターナショナル版への準備が盛り込まれた可能性があるようだが、詳細は分かっていない(Mac Rumors)。また、すでに「iOS 5.0.1」にアップデート済みのユーザには適用されない。