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NTTドコモは2012年夏にLTE対応の次世代iPadを発売して、秋までにはLTE対応の次世代iPhoneを発売する見通しだと、1日付の日経ビジネス(電子版)が報じた。 複数の関係者の話として、ドコモの山田隆持社長と辻村清行副社長らが11月中旬にApple本社を訪れて、ティム・クックCEOら幹部と会談したという。 Appleはドコモに販売権を与える条件として、LTEサービス「Xi」に対応させることを要求した模様であり、次世代iPhone/iPadは4G LTEをサポートするとされる。 この日の報道を受けて、ドコモの株価は上昇する一方で、ソフトバンクとKDDIは売りが先行している。 NTTドコモは1日、「現時点において、iPhone及びiPadの取り扱いについて、当社がアップル社と基本合意したという事実はございません」とコメントした。 また、現時点において、「Appleと具体的な交渉をしている事実も無い」としている。
国内携帯電話最大手NTTドコモの山田隆持社長は、2008年から3年以上も同じセリフを言い続けている。 「iPhoneをあきらめていない」 よほど悔しかったのだろう。3年前、彼はソフトバンクによるiPhone独占販売が決まるなどとは夢にも思っていなかったに違いない。私の周りの評論家の多くも、iPhoneはソフトバンクではなくドコモから発売されると分析していた。孫正義社長と故スティーブ・ジョブズ氏の蜜月関係を甘く見ていたわけではないが、日本のトップでも2位でもない、3位の携帯キャリアからiPhoneが発売されると想定していた専門家は少数派だった。
NTTドコモは、電力不足が予想される7~9月の3ヶ月間、土・日曜日の休日を月・火曜日にシフトする方針を固めた。 東京電力管内のグループ企業が節電対策として実施するもので、ドコモショップやコールセンターは対象外となる。