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来年発表される新型MacBook Proのグラフィックスプロセッサは、現行のAMD製からNVIDIA製にスイッチされるかもしれない。 現在、独立型GPUを搭載するMacBook ProにはAMD製が搭載されているが、SemiAccurateによるとAppleは次世代MacノートでNVIDIAを再び採用するようだという。 Appleはノート型だけでなくデスクトップ型でも独立型グラボにAMDのGPUを採用しており、MacBook Pro13インチ、MacBook Airおよび廉価版Mac miniにはビデオカードを搭載せず、CPU内蔵ビデオ機能を使用している。 AMDがMacコンピュータの単体GPUを独占している背景には、Sandy Bridge向け統合型グラフィックスを開発しないというNVIDIAとIntelとのクロスライセンスや、過去にAppleとNVIDIAとの関係に溝が生じていたことなどが挙げられる。 しかし、Appleとの関係修復やAMDの供給体制の問題などもあって、再びNVIDIAにチャンスがめぐってくるのかもしれない。 2012年前半にも発表されると噂されるIvy Bridge世代の新型MacBook Proは、光学ドライブは省かれて、MacBook Airの様に薄い筐体になるなど、デザインが大幅に刷新されるとみられている。
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)は24日、28nmプロセスルールのウェハ量産開始を発表した。すでにAltera、AMD、Qualcommなどに量産ウェハが出荷されている。 28nmノードでHigh Performance(28HP)、High Performance Low Power(28HPL)、Low Power(28LP)、High Performance Mobile Computing(28HPM)といった4種類のプロセスがラインアップされており、モバイル向け28HPMは2011年内に量産が開始される予定だが、そのほかの28HP、28HPL、28LPは量産が開始されている。 28nm製品のテープアウト数は40nm時と比較して2倍以上となっており、現在80製品以上がテープアウトされている。また、AMDとNVIDIAは28nmグラフィックスプロセッサで採用するほか、QualcommのSnapdragon S4クラスも28LPプロセスで製造される。 TSMCは以前、Appleの次期モバイルプロセッサ「A6」の試験生産を開始したと報じられたが、チップの製造工程で問題が生じて最終段階の協議には至っておらず、クアッドコア「A6」チップはサムスン電子が引き続き受注する公算が大きいとみられている。