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インテル日本法人は、「Ultrabook 体験者の声」と題するPRビデオをYouTubeで公開した。 主に2箇所のロケ地で撮影された動画を組み合わせたビデオに仕上がっているが、そのうちの1箇所はアップルストア銀座から目と鼻の先であることがわかった。 ビデオのなかでは銀座中央通りや4丁目交差点が確認され、また、もう一方のロケ地として青山学院の外塀が確認できる。特に、2分17秒時点から現れる男性のロケ場所は、アップルストア銀座店の目の前だ。 「Ultrabook」は昨年後半から市場投入されているが、このカテゴリではAppleのMacBook Airが先行しており、2012年末までにノートPCの40%がUltrabookになるというIntelの予測は達成困難とみられている。 インテル日本法人があえて銀座を選んだとするならば、先駆者であるMacBook Airに敬意を表したというよりは、むしろその本体価格の高さ故に、世界でもっとも地価の高い地を本能的に選んだようにも思える。 青山、銀座のロケ地で、学生や若い女性、主婦にターゲットをしぼった“体験者の声”コマーシャルは、Ultrabookをサラリーマンやプロ向けに訴求するというよりも、流行や見た目を重視する10代後半〜30代に売り込みたいという方針を表しているのかもしれない。 Ultrabookの価格が下落してコンシューマー向けにも求めやすくなるのは、2013年に入ってからとみられている。
ASUSTeK Computer(ASUS)は昨年、MacBook AirライクなUltrabook準拠の薄型軽量モバイルノート「ZENBOOK」を投入して話題となったが、DIGITIMESはCommerical Timesの情報として、Appleが組立を請け負っているPegatron Technologyに対して、「ZENBOOK」を製造しないよう圧力をかけたと報じた。 PegatronはMacBook Airをはじめ、一部iOS端末などApple製品の組立を多く請け負っており、情報筋によれば、Appleはどちらの関係を重視するのか二者択一を迫ったとされる。 Appleの圧力を受けてPegatronは来月末にも「ZENBOOK」の受注を取り止める方針であり、ASUSはUltrabookの製造委託先をCompal ElectronicsまたはWistronに変更する見通しだという。
ソニーはCES 2012において、VAIOノートのコンセプトモデルを出展した。 NEW VAIO Slate & VAIO Hybrid Concept Models at CES 2012 薄型ノートカテゴリUltrabookは、スペックなどは未定ながら13インチモデルのプロトタイプが展示されており、I/O類はフルサイズが用意されているのが特徴で、投入時期などは不明。 また、タッチパネル式のワイヤレスキーボードおよびスタンドとセットになったタブレット型スレートモデルや、スライドさせてフルサイズキーボード搭載ノートとタブレットに対応するハイブリッド型などのコンセプトモデルも展示された。