HP、PC事業の分離取り止めを検討

レオ・アポテカーCEOの更迭を検討しているとされるHPだが、PC事業のスピンオフ(分離・独立)を取り止める可能性が出てきた(Bloomberg)。

HPの取締役会には、PC部門を分離するのに十分な検討がされていなかったのではないかと疑問を持つ役員が複数人いるという。

スピンオフの報道以後、HPのPC部門は各国で釈明に追われており、日本HPも「パソコン事業からの撤退ではなく、見直しだ」と、あくまでも分社化を検討していることを強調していた。

アポテカーCEOが更迭となれば、スピンオフ自体の見直しが議論されるのは自然の流れだろう。CEO後任には、eBay元CEOのメグ・ホイットマン氏の名が挙がっている。

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