KDDI、au携帯3機種の電池パック201万個を交換へ=発熱や溶解に至る恐れ

KDDIは30日、カシオ計算機製の「W52CA」と「EXILIMケータイ W53CA」、および日立コンシューマエレクトロニクス製の「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」のau携帯電話3機種について、搭載している電池パックが発熱や溶解に至る恐れがあるとして、対策を施した電池パックとの交換を実施すると発表した。
これまでに「W52CA」、「EXILIMケータイ W53CA」の充電中に、電池パックが発熱・膨張し、発煙や溶解した事故が、2010年に2件、2011年に6件の計8件報告されている。なお、電池はソニーエナジー・デバイス製とみられる。

KDDIによると、電池パックに外部から電池内セパレータに損傷を受ける力が加わった場合、その後の使用中に電池パック内部で短絡 (ショート) が発生する可能性があるという。
新しい電池パックは外圧への耐性が向上しており、長期使用時の化合物析出を抑止する対策が行われる。

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