Appleデザイン責任者のジョナサン・アイブ氏がナイト叙勲=「サー・ジョナサン」に

Appleのインダストリアル(工業)デザイン責任者“ジョニー”ことジョナサン・アイブ氏(44歳)が、英国で発表された恒例の新年叙勲者リストに名を連ねていたことが、31日分かった(BBC)。

アイブ氏はすでに大英帝国勲章のCBE(コマンダー)を受章していたが、今回、さらにその上のKBE(ナイト・コマンダー)を受勲したことで、今後、「サー」を付けて呼ばれることになる。

アイブ氏は故スティーブ・ジョブズ氏復帰前からAppleに勤務。ジョブズ氏復帰後、iMacを皮切りに、Macコンピュータに留まらず、iPodやiPhone、iPadなどヒット作の開発に携わってきた。

ジョブズ氏はアイブ氏のことを「精神的パートナー」と呼び、その実行力を高く評価していたが、基調講演などであたかもジョブズ氏自身が考えだしたデザインのようにプレゼンを行うため、「アイデアを盗まれているような気がして心が傷んだ」とアイブ氏は後に語っている。

また、サー・ジョナサン・アイブは、iOS担当上級副社長であるスコット・フォーストール氏(42歳)と犬猿の仲だともされる。

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