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米Adobe Systemsは11月9日(現地時間)、モバイル端末向け「Flash Player」の開発を終了する方針を明らかにした。同社は今後、HTML5の採用を推進していく姿勢を示したが、モバイル版に加えてテレビ向けなどの家電製品向けバージョンの開発も中止するようである。
Adobe Systemsは3日(現地時間)、「Adobe Flash Player 11」(v11.0.1.152)と「Adobe AIR 3」(v3.0.0.4080)をリリースした。 Flash Player 11では、“Molehill”こと「Stage 3D」APIによりレンダリング性能が1,000倍高速化するとされる。 そのほかに、64ビットOS・ウェブブラウザのネイティブサポート、H.264/AVCソフトウェアエンコード、非同期ビットマップデコーディング、セキュリティ強化などが施され、インターネット経由でゲーム専用機並みのWeb対応2D/3Dゲームが可能になる。 AIR 3では、ネイティブエクステンションやキャプティブランタイムのサポートが加わり、Webブラウザの制約に縛られずに、スタンドアローンのクライアントアプリケーションとして実行されるWebアプリケーションを構築できる。
Adobeは21日(現地時間)、次期メジャーバージョン「Flash Player 11」と「AIR 3」について、10月初旬に公開予定だと発表した。 Flash Player 11では、Flash、HTML5、ネイティブコードの適切な組み合わせが可能となり、アクセラレーション対応2D/3D機能により3Dがサポートされる。開発時にはMolehillというコードネームで呼ばれてきた「Stage 3D」APIにより、レンダリング性能が1,000倍高速化するとされる。 また、64ビットOS・ウェブブラウザのネイティブサポートや非同期ビットマップデコーディング、セキュリティ強化などが施され、インターネット経由でゲーム専用機並みのWeb対応2D/3Dゲームが可能になる。 なお、「Flash Builder」と開発フレームワーク「Flex」は、2011年内に登場予定のバージョンで新機能をサポートする予定。