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レオ・アポテカーCEOの更迭を検討しているとされるHPだが、PC事業のスピンオフ(分離・独立)を取り止める可能性が出てきた(Bloomberg)。 HPの取締役会には、PC部門を分離するのに十分な検討がされていなかったのではないかと疑問を持つ役員が複数人いるという。 スピンオフの報道以後、HPのPC部門は各国で釈明に追われており、日本HPも「パソコン事業からの撤退ではなく、見直しだ」と、あくまでも分社化を検討していることを強調していた。 アポテカーCEOが更迭となれば、スピンオフ自体の見直しが議論されるのは自然の流れだろう。CEO後任には、eBay元CEOのメグ・ホイットマン氏の名が挙がっている。
PC世界最大手の米HPは、レオ・アポテカーCEOの更迭を検討しているようだ。米主要メディアによると、後任として電子商取引サイトを運営するeBay元CEOのメグ・ホイットマン氏が浮上。 HPは、webOSデバイス事業からの早すぎる撤退やPC事業の分離検討などで迷走しており、同社の株価はここ数ヶ月で45%以上も下落している。しかし、21日のマーケットでは、トップ辞任報道を受け株価が大幅に上昇したのも皮肉な話だ。 HPのCEOを巡っては、昨年8月にマーク・ハード氏がセクハラや経費の不正請求疑惑などで引責辞任したばかりだ。